男性の家事参加の重要性を考えてみました。

私たち世代(1980年代生まれ)は、子どもの頃からまさに「家事」が日々アップデートされる過渡期を過ごしてきました。
現代では、ロボットが、リビングで"人間がやるべきこと"を代わりにしてくれるようになりました。
空いた時間は他の家事に使うこともできます。
これらの便利なモノが、「清潔感」などの基準を底上げしてくれ、私たちの子ども時代に比べ、美しい子どもが増えたことも事実です(笑)



かつて、囲炉裏だったころから、コンロへと時代が移行した時のことを考えてみます。
せいぜい1、2品くらいしか料理をつくることしかできなかった時代から、コース料理をつくることが可能になった革命的な変化です。
同じことが洗濯機、食器洗い機などでも起こり、
電化製品開発の拡大に伴い、家電がお母さんのために働いてくれるようになりました。

ただ、意外なことに、女性はますますストレスを抱えることとなりました。

実は、現代の女性は、1990年代と同じくらい家事をするために多くの時間を使っているのです。
たしかに、男性が家事への意識を高め、男女間での家事分担も意識され始めてはいます。
しかし、未だに女性は男性の2倍ほどの時間を、家事に費やしているのです。

働く女性は、食品の買い物など、家の外での家事を含めると、週に平均25時間の家事をしています。これが、フルタイムの女性が働く時間(週36.4時間)に付け加えられます。
家の中だけの家事でも、男性より、週に6.4時間多く時間を使っています。年間ならば、332時間の労働時間があることを意味します。

担当はと言えば、
女性は料理、洗濯、皿洗い。加えて、トイレ掃除や玄関掃除など日常的な作業をが多いです。
それとは対照的に、男性は、草むしりや電球の交換など、一時的な雑用をする傾向があります。

女性と男性の労働時間が平等な人でも、男性よりも家事が多く、女性に深刻な不利益をもたらすことを示唆しています。

さらには、家事は家庭内のことのように思いますが、重要な社会的な影響があります。

家事に多くの時間を使うことで、結果として雇用の時間が短くなります。
海外の例で言えば、
オーストラリアでは、女性は家事の3分の2を占める代わりに、男性は労働の3分の2を占めているようです。
女性は労働する時間が減ってしまうことで、収入を確保することができず、仮に離婚した場合、女性は即貧困になります。
収入が家庭内の権力に結びついている良くない例と言えます。


SNSなどの普及により、男性の家事や育児に対するモラルが徐々に向上してきていることを感じます。
家計の心配もあるとは思うものの、男性の日常的な部分での家事時間を増やしていくことが、「幸福度」を増やしていくことにもつながるのかもしれません。

蛇足だが、私たちの子ども世代には、
1人が少単位の法人を持つことが一般的になることが想像できます。
働き方の変化は近い内に必ず起こる。
当たり前のように、自由に働く場所を選べるようになる。
そして、家庭に時間を費やできる時間が増える。
そんな時代に対応できるような柔軟な心の持ちようでいたいと思っています。